不眠対策と治療方法TOP > 不眠症対策のポイントとは? > 寝る前に食べると太る?

寝る前に食べると太るって本当?

 

寝る前に食べる習慣は病気の元

寝る前に食べると太ると言われていますが、それは本当なのでしょうか?

結論から言うと、間違いなく肥満の原因になります。
それだけではなく寝る直前に食べると、眠りが浅くなるため、成長ホルモンの分泌量が減少します。そのことによって免疫力が低下し、病気がちになります。

寝る前に食べる習慣がある人は、今日からやめたほうがいよいでしょう。
これほど健康を害する生活習慣もないからです。すべての病気の元凶といっても、言い過ぎではないのではないでしょうか。

胃の消化には4時間は必要といわれています。
少なくとも寝る3時間前までには、食事をすませることをオススメします。もっと確実を期するなら、寝る4時間から6時間は食べないほうがよいでしょう。夕飯から就寝までに十分な時間を空けることによって、食べたものがエネルギーとして消費されやすくなります。

眠りが浅くなり、脂肪が蓄積する

寝る前に食べると当然、胃の中に食べ物がある状態で布団に入ることになります。そうなると、眠りと消化活動がバッティングしてしまいます。睡眠とは、体の機能を休めて、脳と体をメンテナンスする休息の時間帯ですよね?それなのに、眠りと同時に消化活動が始まってしまう。これでは浅い眠りになってしまいます。二兎を追うものは一兎をも得ず、ですね。

寝る前に食べると、胃の消化活動が始まりますから、全身の体温も上昇します。
消化活動は副交感神経の範ちゅうですから、食後に眠くなることはあるでしょう。しかし食べた直後に寝ると、生活活動代謝がなくなりますから、確実に脂肪がつきやすくなります。

人は本来、まず深いノンレム睡眠から眠りに入っていきます。
体温を約1度、急激に下げることによって、眠りに入っていく仕組みがあります。ところが胃腸の活動が始まってしまうと、体温がうまく下がらなくなります。そうすると深いノンレム睡眠が出現しなくなり、浅い睡眠となってしまうのです。ものを食べると寝付きやすい代わりに、眠りが浅くなるわけですね。この点、アルコールによる寝酒とよく似ています。

ノンレム睡眠は寝初めの3時間に多く現れますが、このときに成長ホルモンがもっとも多く分泌されます。成長ホルモンには、脂肪を分解したり、筋肉を成長させる働きなどがあります。眠りが浅くなってしまうと、成長ホルモンもあまり分泌されなくなるので、体脂肪の分解もあまりなされなくなります。筋肉の修復もできなくなります。

結局、寝る前に食べると太る、というのは、寝初めの3時間に脂肪を分解できないからです。また筋肉量が増えないために、基礎代謝が低下して、太りやすくなることも一因です。

人は、このように寝ている間は、自分の脂肪を分解して、エネルギー源としています。睡眠の後半になると、コルチゾールが分泌されてくるため、目覚めに至るのですが、これも血糖値を増加させることになります。つまり自分の脂肪やアミノ酸からエネルギーを取り出しているわけです。睡眠中は、ちょっとした断食タイムなわけですね。

しかし寝る前に食べると、体脂肪が分解されないばかりか、直前に食べたものをすぐに消費もできず、それらはすべて体脂肪行きとなってしまいます。

さらに睡眠中というのは、胃腸を休める大事な時間帯です。
このときに胃の中に食べ物があると、胃が休まらなくなり、胃潰瘍など重大な病気になりかねません。

寝る前に食べると、食欲が増す

寝る前に食べると、前述したように眠りが浅くなるため、朝起きたときに熟睡感がないことがあります。お腹がもたれ、心身の疲れが取れないような感覚ですね。
これこそ、二兎を追うものは一兎をも得ず、の結果です。

熟睡感がないということは、きちんと睡眠時間を確保していたとしても、実質は睡眠不足になっているわけです。睡眠量の不足ですね。そうなると、脂肪細胞から分泌されるレプチンというサイトカインが減少します。これは脂肪細胞に中性脂肪がたまってくると分泌される生理活性物質で、脳の視床下部にある満腹中枢に働きかけて、食欲を抑制する働きがあります。

ところが寝不足になると、レプチンの働きがにぶり、食欲が旺盛になってしまうのです。厳密に言うと、レプチンは分泌されているのですが、脳の受容体の働きがにぶってくるのです。

そのほか睡眠不足は、胃から産生されるグレリンの量を多くします。
こちらは脳の摂食中枢に働きかけて、食欲を増進させる働きがあります。ふたつのホルモンの働きによって、ますます食欲が旺盛になるわけですね。

寝る前に食べると、睡眠中に脂肪がたまるだけでは済まないということです。
実質的な寝不足から、起きているときも食欲がアップしてしまい、さらに肥満にまっしぐらという状態になっていくわけです。

不眠対策の方法がわかります↓
>> 不眠症で悩まずにぐっすりと眠る方法

  ( 不眠解消サプリはこちら